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ジャガイモ畑のマルチ敷

 ジャガイモの畑にマルチをしきました。このマルチ敷機械は、とても優秀です。3時間あまりで8㍍の畝16列にマルチシートを敷くことができました。人間の手でこれだけのマルチを敷くには、一日かかります。

 トウモロコシでも使っています。この機会なしに畑作業はできません。

  3畝の畑に19列のマルチシートを敷きました。ここにキタアカリ(ジャガイモ)の種を256個植えます。他の畑には、メイクイーンの種を100個植えます。昨年の倍の近くのジャガイモの種を植えることに成ります。伊東農園のジャガイモは、全てボカシ肥料を使い、無農薬で育てます。甘みがあり、とても美味しいジャガイモになります。カレーや煮物で使うと、とても美味し料理ができます。

田んぼの畔改修

 田んぼの畔を改修しました。畔は、広くて深いと水持ちがよく管理が容易になります。稲を植える面積が減りますが、畔塗り、田起、水管理などの作業を考えると、畔は大きい方が便利です。ただ、改修するためには、重機を使わないとできません。業者に頼むと大金が必要ですので、知り合いから借りたユンボを使い自分で行っています。一日8反歩の田んぼ一枚の畔を直しています。今年は、4枚の田んぼの畔を直しました。

 ユンボは、とてもよく働きます。人間が手で作業したら何ヶ月もかかります。

  畔が、広く深く大きくなりました。素人ですので、少し曲がっています。

 改修前の田んぼの畔です。畔が低くなっていました。

米食味分析鑑定コンクールに参加して

 第25回米食味分析鑑定コンクールInつなん(12月1,2日)に米食味鑑定士として参加しました。伊東農園もお米を出品しましたので、その結果を知ることができました。昨年は、日本全国的に高温のためお米の品質が低下したようでしたが、伊東農園は高原にあり水の心配がないため、今までになくよいお米を収穫することができました。

 コンクールには、2件体出品しました。二つとも食味値88,90と今までになく高得点となりました。その中で食味値90.1、食味度81.2合計171.3でベストファーマーに認定されました。ベストファーマーに認定されたのは、4年間で3回です。食味値90というのは、今までで最高の点数です。後は、食味度を上げれば、コンクールでノミネート(40件体ほど)に入れると思います。

 今年は、今までの経験を生かし、さらによいお米を生産したいと思います。 

 部門別に入賞したお米に赤いリボンが付けられる。掲示された札は、ノミネートされた物です。

  昨年出品されたお米5000検体を一堂に展示される。一袋2㎏のお米が並ぶと壮観です。

 第25回米食味分析鑑定コンクールのベストファーマー認定証です。食味値90以上は、金賞のお米に負けていません。食味度が90近くになれば、ノミネートされると思います。少し金賞が見えてきた気がします。

 

ホームページの更新2

 ホームペジの更新ができました。今までのホームページより、さらに内容が充実してきました。でも、こんなにたくさんの項目と文章、写真があると誰も見てくれないのではないかと心配になります。このホームページは、伊東農園の伊東が冬場の暇つぶしに立ち上げたサイトなので、面白そうなところだけ見て下さい。

 

 1月24,25日の大雪が新野も一面銀世界になりました。大寒の季節なので当然です。

 

ホームページの更新

 昨年、コンピュータの外付けハードディスクが壊れたのでデーターが全てなくなってしまいました。パソコンは無事でしたが、ホームページのデーターも全て無くなったと思ったら、パソコンに残っていました。

 ホームページビルダーの解説本のサービスに電話をして他のパソコンへ移行する方法を教えていただきました。仮設本には、移行の仕方が載っていないのです。電話をすると、オペレーターの方に丁寧に教えていただきました。

 そこで、今ホームページの更新をしています。ホームページを開設して4年ほどたちますので、だいぶ古くなっています。できるだけ、最近の写真と文章にしたいと思います。

 

 

稲が育ってきた

 今年の稲も順調に育っています。田んぼの水見をしていたら、モグラが畦に出てきていました。かわいそうですが、すぐにご臨終となりました。田んぼの水が漏れるので、何カ所かにモグラ捕りを仕掛けましたが、それより早くモグラを捕ることができました。

 また、田んぼの水見をしていると、モリアオガエルの卵を発見しました。新野の水は、とても綺麗なのでモリアオガエルが巣を作るのですね。夜になるとカエルの合唱が始まります。梅雨真っ盛りの季節です。

 

苗代作り

 今年の籾撒きが終わりました。今年は、ポット苗箱760枚ほどの籾を撒き苗代に置きました。今年も2回に分けて行い、1回目は4月1日に7人で386枚の苗箱を置きました。2回目は、15日に8人で380枚程の苗箱を置きました。籾撒きは、午前中に苗箱に籾を入れて土をかけるグループと苗代に苗箱を運び並べるグループに分けて行いました。午後は、トンネルをしてラブシートをかけビニールを掛けて紐で固定する作業を全員で行いました。

 ポットの数が多いので大変な作業ですが、稲の苗を育てる大切な作業です。苗箱は、苗代におよそ40日間置いて苗を育ててから田植えを行います。この作業から、朝夕苗代に行き水を入れたり切ったりしして世話をします。手間がかかりますが、楽しいです。

 

冬の新野

 今年の冬は、1月下旬から寒い日が続いています。今年の正月は雪がなく、雪祭りも雨が降るのではと心配しましたが、たいした雨でなく無事に終わることができました。大寒の時期に日本全国を覆う寒波が来て、新野も雪景色になりました。冬に雪が降らないと山に水がたくわえられません。雪は、恵の雪です。

 

稲刈り

 今年の稲作刈りが、9月末に終わりました。今年は、トウモロコシの栽培面積を増やしたので、夏場はとても忙しくホームページを更新する暇がありませんでした。暇というより、心のゆとりがなかったと反省しています。今年の初め、田んぼを作って欲しいという人がいて土手の改修をしたのですが、水の取り入れが悪いなど問題が断りました。トウモロコシの栽培を増やした関係で、作業がとても多くなり結果的に水田を増やさなくて良かったです。

 今年のお米は、元肥を40㎏にしたら苗の生長がとてもよく、6月の稲の生長が驚くほど良かったです。一株30本以上になり、こんなに株が増えると倒れるのではないかと心配しました。稲の色があせないので、追肥はせず、7月下旬に穂肥を10㎏散布しました。ボカシ肥料だけの水田は、元肥を1袋増やして7袋とし、穂肥も化学肥料10㎏の割合に合わせて散布しました。

 昨年までとは異なり、これらの工夫をした事により今年の伊東農園のコシヒカシリの収量は、一反歩8俵になりました。

 この歳になり、稲の育て方を少し分かった気がします。今年も食味検査をし、米・食味分析鑑定コンクール:国際大会in小諸に出品します。また、米・食味鑑定士として参加する予定です。

 

苗代の稲

 今年の稲作面積は、昨年と同じですが苗場箱の数は多くなりました。昨年、田植え機の植え間隔を34㎝と30㎝に変えたのですが、天候の影響もあり34㎝の苗間の方が収穫量が少ないようでした。そこで、今年は、全て30㎝間隔にしたので、苗箱が700箱近くになりました。写真の様に新野は寒いので保温折衷苗代といわれている栽培方法をしています。最近は、ハウスで栽培する農家が多いと思いますが、ハウスを設置する費用と使用年数を考えるとこちらの方が経済的です。朝夕のトンネルハウスの開閉は、手間がかかりますが、ハウス栽培にして水道水を使うことを考えると安上がりです。また、井水の水が豊富なので20分ほどで水がつかります。水を入れ、トンネルハウスの開閉をしながら、携帯でインターネットをしていると水がつかります。

 今年の田植えは、5月8日~10日、23~24日の2回を計画しています。

  苗のトンネルハウスは、1つ20メートルが5つです。総延長100メートル程になります。

 

 一つのトンネルハウスは、2列に並べて100枚ほどの苗箱を入れています。その上にホットケマットをかけます。

冬の新野

 天気予報が当たり、新野は朝から大雪でした。起きると雪が20,30㎝積もり、新野は当たり一面銀世界でした。防寒着に着替えて、庭、駐車場、薪小屋への通路などの雪かきをしました。昨年は、ほとんど雪かきをしなくてすみましたが、今年は歳の暮れから何度も雪かきをしています。最近温暖化だと言われていますが、エルニーニョ現象の影響なのでしょうか。雪が降る年は、豊作だといいます。これだけ雪が降れば、田んぼの水に困ることもないと思います。田んぼの砂撒きもまだ終わっていませんが、仕方ありません。

 雪かきは、悪いことばかりではありません。冬の運動不足解消には、最適です。私の地域では、道路の雪かきをトラックや重機で進んで行ってくれる人がいるのでとても助かります。私は、家の周りの雪をかくだけですみます。雪かきを進んでしてくれる人に感謝です。

 

田んぼに砂撒き

 田んぼに,トラックで運んだ砂を運搬車で撒いています。私の家の運搬車は、ダンプ機能があるので、撒くのにとても便利です。田んぼの土は凍っているので、重たい砂を積んで運んでも運搬車は沈みません。田んぼにおいた砂山の北側は、この寒さで凍っているので南側の凍っていない砂をスコップですくって運搬車で運びます。少し力はいりますが、冬場の運動不足解消には最適です。でも、調子に乗ってやり過ぎると膝などを痛めるので、一日2時間、6台分だけにしています。今日で2日行いましたが、2トントラック2台分の砂を撒くことができました。後、6台分の砂を撒くので6~7日で終わる予定です。このような作業は、パワーシャベルがあると便利だとつくづく思います。パワーシャベルは高価なので機械を持っている人に頼んだ方が安上がりだと分かっているのですが、パワーシャベルが欲しい!農家が機械貧乏になるのは、よく分かります。

 2トントラック2台分の砂の山も、運搬車で10杯分くらいです。健康であれば、半日あれば撒けます。しかし、無理をすると後で後悔します。

 田んぼに砂を撒いてもどこに撒いたか分からないほどです。でも、これで田起し、代かき、稲刈りが少し楽になります。この田んぼは3反歩ですが、今年で3回連続で砂を撒きました。とても良い田んぼになってきました。田んぼも、手をかけるとだんだん良くなって来ます。

田んぼに砂運び

 稲刈り、田お起こしが終わました。稲刈りをしていて、ぬかるんだ田んぼに砂を入れました。今年で、3年連続です。砂は、新野にある阿南生コンからいただきました。生コン車から出た砂なので、無料でいただけます。ダンプは、新野にある金田モーターさんから、お借り(リース)して運びました。3年目ともなると、ダンプの運転も慣れてきました。田んぼに砂を入れるとトラクターやコンバインの運転が見違えるように楽になります。

 この後、隙を見て運んだ砂を田んぼに撒きます。少しずつですが、田んぼの改良をしています。農業は、作業の効率化・良い作物の栽培のための努力が大切だと思います。田んぼも生きています。

 

 

稲刈り②

 今年の稲刈りは、天候に恵まれとても順当に進みました。21日に始め、中一日休み29日には全ての田んぼの稲刈りが終わりました。今年のお米の収量は、昨年の2割減でした。このように少ないのは、今までに経験したことがありません。私だけでなく、新野全体のコシヒカリは、良くなかったようです。秋田小町は、稲の花が咲く時期がコシヒカリより早いので良かったそうです。昨年の反対になったようです。(昨年は、7月下旬の雨のため秋田小町の収量は良くなかった。)農業は、天候に左右されます。今年、北海道は日照りのためジャガイモが採れなかったようです。8月の長雨は、新野だけではありません。西日本のお米に影響していると思います。

 阿南町は、ふるさと納税の返礼品がお米なので、アトムで高く買ってくれますが、それでも畦草刈りを人に頼めば赤字です。米作りで儲けるのは、JAと農機具メーカー、米の販売業者、販売店だけで、全ての赤字は生産者がかぶっているのが現状です。自民党総裁選で、各候補が儲かる農業と行っていましたが、どのようにすれば儲かる農業ができるのか示して欲しいものです。

 しかし、苦情を言っていても仕方ありません。伊東農園は、地域おこしと農業の継続、儲かる農業を目指し、これからも取り組んでいきたいと思います。

 

稲刈り①

 今日で二日目の稲刈りをしました。コンバインは、凄い機会です。一日3,4反歩の水田の稲刈りができます。それも、たった一人でです。今日は、南の田んぼ3反歩程の稲刈りをしました。今年は、天候に恵まれ順調に稲刈りができそうです。稲のできは、昨年と同じだと思います。米の収量は、株間を広げても広げなくても同じだという人の意見を聞き、この田んぼはポット苗の株間を20㎝から、24㎝にしたので一株が太くなりました。でも、この時期になると昨年と違わないように感じます。前半は、先に田植えをした田んぼの稲刈りを行い、後半は2度目の田植えをした田んぼの稲刈りを行います。後半の苗間は、今までと同じ20㎝にしました。さて、二つの田んぼのお米の味はどのように違うのでしょうか?小さな実験です。

 

秋の稔り

 新野の田んぼの稲は、収穫の時期を迎えました。田んぼの稲は、黄金色にかがやきました。来週20日からJAのライスセンターの営業が始まります。伊東農園では、21日からコンバインで稲刈りを始めます。一日3~4反歩の田んぼの稲を刈っていきます。稲作農家にとって、この時期が一番生き生きする時です。早い家では、既に稲刈りを始めました。これから約2ヶ月、稲刈りのシーズンのスタートです。

 伊東農園の田んぼでは、稲の収穫がどれだけあるか楽しみです。

 

 

水田にシラサギがやって来た

 伊東農園の水田には、シラサギがよくやってきます。新野には、5,6羽のシラサギが生息していて、オタマジャクシやカエルなどを取りにやってきます。シラサギだけでなく、カモ、トンボ、蜘蛛など様々な生き物たちがやってきます。稲が伸び始めた頃、朝の水見で土手を歩いていて、稲を見ると田んぼ一年にあちこちで蜘蛛の巣が見られます。また、カモが数羽飛んできて稲間を泳いでいる姿もよく見かけます。シラサギも田んぼの中にいて、人間が近づくと飛んで行きます。よく見ると、鳥たちが良く来る田んぼと草でない田んぼがあるようです。

 新野は、豊かな自然に囲まれ、人間は生き物たちと共生しているのだと思います。

 

 

トウモロコシの収穫

 伊東農園では、トウモロコシの収穫が始まりました。今年は、1万本トウモロコシの苗を植えました。鳥やヨトウムシに食われ、収穫は6000本くらいでしょうか。今年から、飯田へ出荷するだけでなく、インターネットのポケットマルシェ、OWLでも販売をしています。予約販売だけで数百本の注文があります。個人のお客さんも増え、収穫したトウモロコシをどこにどのように出したら良いかを考えながら過ごしています。明日は、個人注文140本、インターネット注文60本を処理しなければなりません。

 とても忙しいのですが、農業を楽しんでいます。

 

トウモロコシの苗植え

 伊東農園では、田植えが終わったので畑作業をしています。トウモロコシの苗の植え付けをしていますが、今年から畑全体を覆う全面マルチ方式を行っています。トウモロコシの生産で大変なのは、草取りです。苗を植え付けたときは良いのですが、それから雑草が育ってきます。梅雨の季節になり雨が降ると、雑草の成長は凄くなります。草取りをしないと、トウモロコシが雑草に負け小さな実にしかなりません。畑に除草剤を使うのがいやなので、今までは耕運機や管理機で起こしたり、スパイダーモアで雑草を刈っていました。

 そこで、今年は畑全体をマルチシートで覆うことにしました。トウモロコシの畝だけで亡く、畝間もマルチシートで覆うのです。マルチシートで覆うためには、一つの畑(2000本)にマルチが1、2本とマルチ止めが600本ほど必要です。あと、マルチシートを覆う手間です。今までに、3つの畑(8000本)を覆ってきました。手間ですが、雑草を取ることを考えると楽なものです。

 マルチシートを敷くことは、雑草防止だけでなく肥料が効率よく効くことになり、トウモロコシの生長が良いように感じています。7月末の収穫が楽しみです。

 

新野5月の花

 伊東農園では、1回目の田植えがおわり、この2,3日は畑作業をしています。トウモロコシの苗が育ってきたので明日は、苗を1400本ほど植えます。田んぼの水を見に行く途中に公民館の庭にツツジがとても綺麗に咲いていました。公民館には、よく行っていたのに、こんなに綺麗なツツジが咲いていると初めて気づきました。今日、お客さんが来るので庭を見るとボタンが咲いていました。ボタンの周りは草が凄いので、お客さんが来る前に庭の草刈りをしました。田んぼと畑仕事が忙しく、庭の手入れまで仕事が回りません。この時期は、猫の手も借りたい程忙しいのですが、心の余裕がないと行けないと改めて思いました。

 

籾撒き

 籾撒きに挑戦です。昨年は、それまで畑として利用していた水田だったので平らでなく、とても大変な思いをしました。今年は、昨年の反省を生かし、苗代を早めに作りました。田植えを2回に分けて行いたいので、籾撒きは3日と18日に行いました。籾撒きは、人手がいるので親戚やシルバーセンタ-7にお願いし総勢7人で2回行いました。これで、今年は2町1反歩の水田の苗を全て伊東農園で行いました。農協に苗を頼むと30万円近くかかるので、大きな節約になります。1回目の苗は、順調に育っていて大きい苗は5㎝程になりました。2回目のは、4、5日で芽が出てくると思います。これから、畦草刈りや畦塗り、井水の整備など田植えに向けて本格的な農作業が始まります。苗代の水管理があるので、泊まりがけで遊びに行くことができません。GOTOUに行けません。GOTOUイートの券を買ってあるので、早く使わなくてわ!!!

 

野菜の苗ハウス完成

 トウモロコシなどの野菜の苗を育てるハウスが欲しいと前から思っていた。パイプハウスだと雪に弱いし、土地が狭い上に建設費も高い。こそで、家にある栗の柱を使いハウス(小屋)を作ることにした。縦3m40㎝、横4m50㎝のハウスは、木造作り。屋根・外壁には、透明波トタン(ポルカ)を使い、インパクトドライバーで止めた。

 70~80㎝ほどの穴を掘り、8本の栗の柱の元にコールタールを塗り立てた。栗の柱を立てたあと、9㎝角の張りと3㎝×9㎝の横板は旦開木材に行き購入した。これだけ太ければ、冬に雪が積もっても大丈夫だ。ここまでで、4日かかった。簡単そうで難しい。張りを止めるには、ボルトを使った。柱にボルトを止めるには、インパクトドライバーを使った。ドリルの長さが短いので、左右から穴を開けた。この穴開けが、面倒なのだ。でも、ここで手を抜くと屋根がずり落ちてしまう。

 骨組みが完成すると、周りにポルカを張った。できるだけ機密性を高めたいので、出っ張りに合わせてポルカを切った。この材料は、ハサミで切れるのでとても便利だ。周りを貼り終えると、屋根を張った。しかし、これが難しい。ポルカを張っていくとずれてくる。素人なので多少のずれは気にしないことにした。プロの板金屋さんのすごさを痛感した。

 失敗しながら、5日程でハウスが完成した。短いようで長い5日間だった。物を作るのは、とても楽しいものだと改めて感じた。

 

米・食味分析鑑定士協の研修に参加

 米・食味分析鑑定士講習会に参加した。昨年、初めて「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」で食味値88、食味度86.7、合計176.7でベストファーマになったのはなぜなのかを知りたかったからである。また、食味度とは何なのか、どのように検査しているのか、どのようお米をどのように栽培したらコンクールで更に高い値が出るのかを知りたかったからだ。

 

肉蕎こまつ家

 今日は、雨で仕事ができないので飯田にお米を精米に出しに行き、高森町上市田にある「こまつ家」に肉蕎を食べに行った。ここの肉蕎は、蕎と言うよりうどんのような食感の蕎だ。タレは、見た目ではとても辛い。でも、蕎に浸けて食べると癖になる。今日は、冷やし肉蕎中盛りを食べた。今日のこまつ家は、とても混んでいた。土曜日なのと雨降りなの影響なのだろうか。下伊那には、美味しい食べ物屋さんが沢山ある。

 

畑の石堀

 畑の石を掘り起こしました。昨年、夏の雨で家の側の一部の畑の土が流れてしまい、作物を作ることができなくなりました。この畑の一部は、トラクターで起こすとはねてしまい耕すことができませんでした。ハウスを掘り起こした土を入れればいいと考え運搬車で土を運びましたが、石があるので掘ってみよと考えたのが始まり、掘れば掘るほど石が出てきます。わずか2㎡足らずを掘り返しただけで、運搬車1台になりました。ここほれワンワンと掘り返す内に日が暮れてしまいました。堀った石は、運搬車2台です。伊東農園の畑や田んぼでこのように沢山石がある場所はなかったので、これで一安心です。来週は、6反歩の畑をトラクターで起こすことができます。

 

ハウス堀り・籾焼き・ミニハウス作り

 伊東農園の作業が始まりました。今日は、野菜用ハウスの畝堀りと籾焼きを行いました。スコップで70,80㎝程に掘り下げ石を拾いました。その跡、畝に藁を敷き、その上に籾殻燻炭を撒きました。何日かそのままにしておき、鶏糞とボカシ肥料を入れ、土を被せます。このハウスで何年もトマトやキュウリなどを栽培してきたので、連作障害が出るようになったため、今年はしっかり手を入れました。本当は、昨年末に行いたかったのですができなかったので、今頃になってしまいました。

 籾殻燻炭は、昨年の秋に初めて行いましたが、籾殻を焼いた後十分水をかけなかったため、炭になってしまいました。今回は、籾殻を焼いた後雨が降ったので、上手く籾殻燻炭を作ることができました。怪我の功名です。

毎年、新しい事へ挑戦していますが、不安もあるけど楽しいものです。

 

 午後は、ミニハウスを作りました。数年前、豊本で買ったミニハウスは、強い風のため数日で壊れてしまい、直す気がなくなり放っておいた物です。捨ててしまうのももったいないので、防草シートを敷き、6本の柱を鉄パイプで補強し、シートも丈夫な綱で縛りました。これだけしっかり作っておけば、台風でも倒れないと思います。これで、野菜の苗を少し育てることができます。これから、隣にもっと大きなハウスを作る予定です。

 

 

 

 

 

雪の米キラヤに出荷

 今日、初めて飯田のキラヤ8店舗に伊東農園の”雪の米”を出荷した。キラヤに営業に行き、お米を買ってくれることになってから3週間くらいたつだろう。今日までに、何度か担当の方と商品の名前やラミネートの写真の大きさ、文章などをラインを使い検討した。ラインは、このようなときにとても役立つツールだと改めて分かった。自分だけで考えるのでなく、担当の方の意見を聞くことにより、より分かりやすいものになった。特に、商品の裏の表記をどうするかは、とても勉強になった。

 帰り際に竜丘のキラヤに寄ってみたら、キラヤの扱うお米の中で一番高い値段だった。こんな高い値段設定を認めてくれたキラヤの方々に感謝である。今年は、更に美味しいお米を育てなくてはいけないと思うと、責任重大に思えてくる。

 新野でも、耕作放棄地が増えている。阿南町や興亜電工でも農業に取り組み始めたが、伊東農園も地域の農業の発展に少しでも貢献できたら良いと思う。

庭木の消毒

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 今日は、庭木の消毒をした。いつもこの時期(2月中旬)に、葡萄棚、花桃、八重桜、カリン、梅など庭木の消毒を行っている。石灰硫黄合剤は、カイガラムシ、黒星病、うどんこ病、ハダニなどによく効く。この農薬は、黄色い液体で服に付くと黄色くなり、そのうち白くなる。匂いも強くやっかいな農薬だ。木の芽が出る前なので、1~10倍に薄めて散布する。私は、10杯で散布した。散布した木の下は、黄色く染まり、乾くと白くなる。しかし、雨が降れば分からなくなる。枯れ木に消毒するのは物足りないが、これをやるとやらないとでは、大きく異なる。2月の恒例行事である。体中に農薬が付いたので、着ていた着物は全て洗濯し、風呂に入って体や髪の毛を洗った。髪の毛に硫黄の匂いが付いていた。

2月の雪

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  朝起きて外を見ると雪が積もっていた。天気予報で、日本海側に大雪警報が昨日から出ていた。北海道には、とても強い寒波が来ているというニュースが流れたいた。昨夜、新野では、チラチラと雪が降る程度だったが、さすがに今朝は雪が積もっていた。大雪と言うほどではないが、今日一日雪が降り続きそうだ。雪が積もると新野は、白一色になりとても美しい。最近、とても暖かいので数日前、昨年末にやり残した畑とハウスを起こし、ハウスの支柱も取り除いた。春は確実に近づいているが、少し後戻りをしたようである。

 

キラヤに出荷する「雪の米」の表記決まる

 「雪の米」(コシヒカリ)の最終打ち合わせをキラヤ本部で行い、2月23日から出荷します。キラヤの担当の方と何度もラインで表示やラミネートの打ち合わせを行ってきました。「雪の米」は、下伊那で久々の「米・食味分析鑑定コンクール」でベストファーマーに認定されたお米です。このようなお米を伊東農園で出荷できることをとても嬉しく思います。これ機会に下伊那でも美味しいお米を栽培する農家が増えることを願っています。

 

とよおかマルシェに出荷

 とよおかマルシェに、カイト米コシヒカリ(これからは「雪の米(ゆきのまい)」とします)を出荷しました。雪の米とは、2020年米・食味分析鑑定コンクール:国際大会in富士に出品しベストファーマーに認定されたお米のネーミングです。雪というのは、「雪祭り」のことです。雪祭りをする新野で取れたお米ということです。「米」は、新野の祭りで重要な舞「順の舞」にかけたネーミングです。新野らしい爽やかなネーミングだ思います。これから、飯田のスーパー「キラヤ」でも販売します。とても美味しいお米なので、よろしかったらお買い上げ下さい。

 

 

 

タマネギ畑の草取り

 今日は、タマネギ畑の草取りをした。畑には、タマネギのマルチの穴に雑草が生えていた。雑草は、こんな寒い冬にも生きている。雑草を取り、肥料を撒いた。今日は、2月上旬だというのに10°、とても暖かかった。タマネギの畑の草を全部取り終え、風で飛んだマルチシートを固定した。今日は、今までより強力な杭を使った。これで、風で防草シートがまわないといいのだが???

 

 

 

雪の朝

 朝、起きてみる雪が降っていました。昨日は、雨が降っていて暖かだったので、雪が降るとは考えませんでした。たいした雪の量ではないのですが、新野は雪景色になりました。天気は良いので午前中には溶けてしまうと思います。朝食を食べた後、大村の町道にかかる杉の枝をどのように伐採するか立ち会いました。木を家の周りや道の側に植えておくとすぐに成長します。木が小さな内は良いのですが、大きくなると日陰になり、葉が落ち大変になります。若い内は、元気なので手入れもできますが、年を取るとほったらかしになります。気づいたときは、手が付けられなくなります。

 日本の山も木が育ってきて今が切り頃ですが、家を建てる人は外国から輸入した木材を使います。国内の木材は使われないまま、年々成長していきます。山は、年々荒れていきます。日本の大きな問題です。

 

 

新野の冬

 新野は、昨夜から雨がました。朝起きると地面は濡れていました。今日は、カイト米コシヒカリを飯田に出荷に行きます。午前中、お米を新しい袋に詰めシールを貼りました。昨年、伊東農園は、第22回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会in富士でベストファーマーに認定されたました。袋に詰めたのは、そのとき認められたお米です。新しい販売先を求めて、交渉に行きます。お米の味に自信はあります。コンクールでも認められましたが、このお米はどれだけ販売することができるのでしょうか。

 今日は、人生初の営業に回ります。新しい事への挑戦です。

ブログ始めました

 伊東農園の様子をブログに書いていきます。新野の良さ、農業の楽しさを発信できたらうれしく思います。新野盆地は、季節により風景を変えます。8月水田で稲の花が咲き始めます。稲の花は、可憐な小さい花ですのでよく見ないと見落としてしまいます。秋の実りの時期は、新野千石平が黄金色に輝きます。冬、雪が降ると新野盆地は白一面の銀世界になります。

 今は、冬なので農作業はお休みです。1,2月は、農閑期なのでホームページ作りをしています。