トウモロコシの苗植え

 伊東農園では、田植えが終わったので畑作業をしています。トウモロコシの苗の植え付けをしていますが、今年から畑全体を覆う全面マルチ方式を行っています。トウモロコシの生産で大変なのは、草取りです。苗を植え付けたときは良いのですが、それから雑草が育ってきます。梅雨の季節になり雨が降ると、雑草の成長は凄くなります。草取りをしないと、トウモロコシが雑草に負け小さな実にしかなりません。畑に除草剤を使うのがいやなので、今までは耕運機や管理機で起こしたり、スパイダーモアで雑草を刈っていました。

 そこで、今年は畑全体をマルチシートで覆うことにしました。トウモロコシの畝だけで亡く、畝間もマルチシートで覆うのです。マルチシートで覆うためには、一つの畑(2000本)にマルチが1、2本とマルチ止めが600本ほど必要です。あと、マルチシートを覆う手間です。今までに、3つの畑(8000本)を覆ってきました。手間ですが、雑草を取ることを考えると楽なものです。

 マルチシートを敷くことは、雑草防止だけでなく肥料が効率よく効くことになり、トウモロコシの生長が良いように感じています。7月末の収穫が楽しみです。

 

2021年06月14日