ナスは、煮ても焼いても炒めても美味しいので料理によく使われます。伊東農園では、豊黒ナスを栽培しました。このナスは、千両ナスとよく似ています。ふっくらと膨らんだ姿は、いかにもナスらしいです。千両ナスより少し実が大きくなります。

　令和３４年度は、千両なすを栽培しました。千両なすは、木が小さな内は丸ナスのようになるものがありました。木が大きくなると、千両なすの形になります。苗が良くなかったのか栽培の仕方が良くなかったのか、よく分かりません。豊黒ナスの方が、大きさもそろい良かったように思います。ナスの栽培は、農業の基本だと思い栽培していますが、難しいものです。

　ナスは、夏の暑さに弱い作物です。真夏になると木が弱り、秋になると元気になります。そこで、夏の初めに枝を剪定し、肥料を与えました。手を加えることで、夏も変わらず収穫することができました。また、ナスは水が好きなので、毎朝水を撒きました。水をやるとナスは元気になり、色艶が良くなります。伊東農園のナスもボカシ肥料を使っているので、味わい深いナスになりました。

　令和3年　畑が空いているので茄子の生産を増やしました。ところがトウモロコシの栽培を増やしたので、茄子を収穫している暇がなく、多くの茄子を収穫できずになりました。そこで、今年は、自家用だけの栽培にします。

　本当は、伊東農園の美味しい茄子を多くの方に食べていただきたいのですが、残念です。